理事会報告  (2014年度以前)

2014年度   第1回第2回第3回第4回
2013年度   第1回第2回第3回
2012年度   第1回第2回第3回
2011年度   第1回第2回第3回
2010年度   第1回第2回第3回

2014年度
第1回
日 時:2014年6月20日(金)17:00~18:50
場 所:青山学院女子短期大学本館会議室
出席者:田中一郎、堀尾尚志、三宅宏司、種田明、高松亨、鈴木淳、山田大隆、中村尚史、藤原惠洋、天野雅敏、廣田義人、大石道義
委任状:後藤邦夫、麓 和善

審議事項
1. 2013年度事業報告(案)ならびに決算報告(案)
 堀尾理事より、資料に基づいて、2013年度事業報告案ならびに決算報告案について説明があり、了承した。
 堀尾理事から正会員会費が予算を上回っているのは未納会費督促の結果であること、田中会誌編集委員長からシンポジウム報告と図の多い論文を掲載したため、 会誌編集刊行費が予算を超過したこと、今後は原稿の規定枚数を守り予算内に抑えるとの説明があった。
2. 2014年度事業計画(案)ならびに予算(案)
 堀尾理事より、資料に基づいて、2014年度事業計画案ならびに予算案について説明があり、了承した。
3. 財務状況への対応と具体策検討の進め方について
 堀尾理事から、ここ10年間の収支を示す資料に基づいて、会誌を年2回刊行した場合、年間少なくとも50万円の赤字が生じ、繰越金を6年で使い果たすとの説明があった。 最低150万円の繰越金を維持するためには、再来年に改革を実施する必要があり、次回理事会で作業スケジュールの立案に着手せねばならないとのことであった。
 田中会長から後藤邦夫元会長による「学会の運営、とくに学会誌に関する提案」について概要説明があり、回覧に付された。会誌を年1回刊行の論文誌とし、 電子版としてdiscussion paper, research paper, シンポジウム記録、書評などを掲載する提案である。
 意見交換に先立ち、会誌の年2冊刊行が軌道に乗ったところであり、編集委員会として年2回刊行を約束したところである。新しい方式に移行するとしても一定の期間は必要であり、 少なくともこの2年間は現行通りとなることを確認した。出された提案や意見は以下のようなであった。①定期刊行の維持による会員数増加への効果を確認する。 ②経費節減のため方策を検討する。③会誌の宣伝・販売のため、産業考古学会の会報発送時に『技術と文明』バックナンバーのちらしを入れてもらう。 ④出版社を代える。⑤刊行回数を減らす。⑥広告掲載による経費削減。⑦簡易製本や電子ジャーナル化によるコストダウン。 なお、⑦については、簡易製本とすることにより学会としての権威が低下しないか、電子化についても同様ではないか、また思文閣とのつながりも維持したい、 電子化によりIT環境下にない会員の切り捨てになるのではないか、という意見が出された。
 改革のための作業日程を次回の理事会で決めることを了承した。
4. 次期会長の互選
 田中会長から、堀尾理事を次期会長に推す提案があり、全会一致で決定した。
5. 理事(東北、関東)の補欠選挙について
 堀尾理事より第16期役員選挙で欠員が生じた東北および関東選挙区の理事について、補欠選挙を実施することが提案され、了承された。

報告その他
1. 総会次第について
 堀尾理事から資料に基づき総会の次第について説明があった。
2. 第27回学会賞選考結果について
 高松学会賞選考委員長から、石村眞一『日本の曲木家具』が学会賞に決定したとの報告があった。
3. 本会運営の状況について(補足)
 廣田理事及び堀尾理事から、資料に基づいて、会費納入の状況、会員数の動向について、報告があった。
4. 会誌編集の状況及び今後の刊行について
 田中編集委員長より、19巻1号は原稿が集まっているので夏の間に刊行し、現在、2号掲載予定論文を査読中であるとの報告があった。
5. 2015年度(第31回)年・総会の開催について
 来年度開催校となる岡山商科大学の天野理事より挨拶があった。
6. その他
 田中会長から退任の挨拶があった。
 鈴木理事から見学会の案内があった。


第2回
2014年8月30日(土) 14:00 ~ 16:30
場 所:新大阪丸ビル本館会議室304A
出席者:堀尾尚志、後藤邦夫、田中一郎、高松亨、廣田義人
委任状:天野雅敏、鈴木淳、種田明、藤原惠洋、麓和善、三宅宏司、山田大隆

報告事項
1. 財務ならびに会費納入の状況について
 廣田理事から資料に基づき、2014年度の現在までの支出状況について、予定外の出費は生じておらず、昨年並みであるとの説明があった。 2014年度の会費納入状況については、ほぼ半数が完納しており、本年未納分を含めて2年以上の滞納者が約40名との説明があった。
2. 会誌編集の状況及び発行予定について
 田中編集委員長より、19巻1号は9月30日発行予定で、同2号については掲載可の原稿が1編、投稿予定が1編あり、2編そろったら、 書評を加えて刊行したいとの説明があった。
3. 会報の発行予定について
 高松理事から、次号さんぱくは、学会賞受賞講演、同講評、次回学会賞募集記事、『技術と文明』バックナンバーの割引販売の案内、新入会員紹介を掲載して、9月末発行予定であるとの説明があった。
4. 第28回学会賞の募集について
 高松理事から、学会賞の審査期間を確保するため、推薦締切を1月末日とし、審査委員の委嘱時期を早めたいとの提案があり、了承した。
 学会賞を授与する学会が増えてきた現状にかんがみて、他学会への審査委員委嘱をやめて、基本的に学会員のみで審査し、他学会に審査を委嘱することもできるというようにしてはどうかとの提案があったが、規定改定が必要であるため、第28回はこれまで通りとし、次々回からの適用に向けて規定改定を検討することとした。
5. 理事補欠選挙について
 廣田理事より、前回理事会の決定に基づいて、東北選挙区、関東選挙区理事の補欠選挙を公示したところ、東北選挙区にて立候補があり、 公示後、投票が届いているとの報告があった。なお、関東選挙区では立候補がなかった。
 東北選挙区の会員は3名のみなので、選挙区制を見直すことも必要ではないかとの意見があった。

審議事項
1. 会則第7条の適用事案について
 廣田理事から本年度未納を含めて6年ないし9年滞納している者が14名いるとの説明があった。6年以上の滞納者は機械的に除籍することを申し合わせた。 その内本年納入した者については処置を保留し、他の一部の者に対しては最終の督促をした上、次回理事会で結果を報告することとした。
2. 会誌刊行のありかたについて
 まず堀尾会長より、資料「会誌発行のありかた検討のフローチャート」について説明があった。
 「従前の議論の総括・財務状況の確認」に関して、2003年度から2013年度にかけての収支および会誌発行状況について、 ならびに2014、15年度についての収支予測について説明があり、財務的な安定は2015年度、よくて2016年度が限界であるとの認識で一致した。
 次いで、田中理事から、九州産業考古学会、中部産業遺産研究会、近畿産業考古学会の会員に対して『技術と文明』バックナンバーを割引販売すると共に入会を 勧誘することで会員獲得を試みているとの説明があった。
 さらに田中理事から会誌への投稿原稿が規定枚数を上回る場合は超過掲載料(1ページ当たり1万円見当)を徴収することが提案された。 出版経費を一定に抑えるためには必要との合意がなされたが、そうしてもなお、本件の先送りは現実的ではないという点で意見は一致した。
 ついで、「方式変更」に議論を移した。後藤理事から、財務予測についてコメントがあった。すなわち、いくらかの会員増があったとしても、 会誌をこれまでどおり冊子体で年2回刊行すると、毎年50〰70万円の赤字が発生する、会誌刊行費60万円×2=120万円+運営経費40万円=160万円、 すなわちほぼ1年間の支出額を留保しておくことが学会の健全運営には不可欠であることから、現在の繰越金から計算して現状での会誌年2回刊行は2年が限度である。
 さらに後藤理事から、提案書に基づいて、まず、会誌は年1回刊行として論文誌とするとしたうえで、 それとは別にウェブ上へ論文その他をフリーアクセス方式により掲載するという方式について説明があった。 理工系の学会では論文のウェブ上でのオープンアクセスが広がっており、費用削減効果だけでなく、将来に向けてのオープンアクセスへの習熟も必要だとの意見があった。 オープンアクセス化すると読者が格段に増え、投稿したい者も増えてくる可能性がある。 鈴木理事から寄せられた意見にもあるように冊子体の論文誌はそれはそれで役割もあるので、査読を厳しくした上で残す必要はある。 ウェブ上の論文へのアクセス権は設定せず、フリーアクセスにし、一方で投稿には入会が必要とすることで、会員が増える可能性が高いとみられる。 年会での報告はディスカッション・ペーパーとしてウェブ上に掲載する。技術的な問題やウェブジャーナルの著作権問題への対応のため、準備には最低2年はかかる。 以上のように後藤理事から説明があった。
 廣田理事から冊子にする印刷費用だけなら45,000円程度で可能であるが、ISBNを取得して、国会図書館にも収蔵され、 CiNiiで掲載論文が検索できるようでなくては困る、一方で広く読んでもらいたい投稿者もいるので、 ウェブ上で論文にフリーアクセスできるようにするのも良いと思うとの意見があった。
 高松理事から冊子体をなくさず年1回刊行することを維持しながら電子化も進めることに賛意が表された。
 田中理事も以上の意見に賛成であった。
 以上のような議論を踏まえ、①冊子体は残す、②後藤提案を会員のパブリックコメントに付す、ということを合意した。
3. その他
 来年度年会は6月13-14日、もしくは6月20-21日を候補として、担当の天野理事に検討していただき、11月の理事会後に発行するさんぱくで告示する。
 次回理事会は11月下旬に開催予定とする。


第3回
2014年12月7日(土) 14:00 ~ 17:00
場 所:新大阪丸ビル本館会議室609B
出席者:堀尾尚志、天野雅敏、石村眞一、田中一郎、高松亨、廣田義人
委任状:鈴木淳、種田明、藤原惠洋、麓和善、三宅宏司、山田大隆

報告事項
1. 財務ならびに会費納入の状況について
 廣田理事から資料に基づき、2014年度の現在までの支出状況について、報告があった。会誌制作費の支出が大きいが、 予定外の出費は生じていないとの説明があった。2014年度の会費納入状況については、7割弱が完納しているとの説明があった。
2. 会員入退会の状況について  廣田理事から資料に基づき、2014年度は現在までに、入会4名、退会5名であるとの報告があった。
3. 会誌編集の状況及び発行予定について
 田中編集委員長より、19巻2号を編集中で、掲載可の原稿が1編、査読中の論文が1編、研究ノートが2編あり、 3編そろったら刊行したいとの説明があった。編集委員会が機能していないので会合の機会を設けたいとのことであった。
田中編集委員長より、産業考古学会会員に対して、会誌バックナンバーの割引販売と入会勧誘を実施したが効果がなかったので、 学外PRを担当する理事の必要があるのではないかとの提案があり、石村理事が会員拡大担当理事となった。
4. 第28回学会賞の募集について
 高松理事から、学会賞の推薦締切を1月末日とし、3月末と4月に審査委員会を開催するとの報告があった。 外部審査は社会経済史学会と産業考古学会に委嘱することを確認した。
今後、審査委員を会員3名とし、他学会への審査委嘱を廃止する方向で規定を見直すことを申し合わせた。
学会賞の推薦について高松理事から要請があった。
4. 会報の発行予定について
 高松理事から、今月発行するさんぱくの掲載内容について確認があり、来年度年会スケジュール、 学会賞募集記事、理事会議事録、Webジャーナルの基本方針、『技術と文明』バックナンバーの割引販売の案内、 新入会員紹介(本号は該当なし)とすることを申し合わせた。
5. その他
 堀尾会長より、大学評価学位授与機構から専門委員候補者の推薦依頼があったので対応したとの報告があった。
 堀尾会長から、個人宅や研究室で保管している会誌や吉田科研資料を、NPO産業技術資料保存調査会と費用を折半して、  ランクルームに移したいとの提案があり、了承された。
 堀尾会長より、現在、学会ホームページ用に契約しているレンタルサーバのシステムが廃止されるのに伴い別のシステムに契約変更するため、 1月頃、ホームページを一時停止するとの報告があった。

審議事項
1. 2015年度年会について
 開催校の天野理事から資料に基づいて、来年度年会の日程、内容について、提案があった。6月12日(金)17時から理事会、 13日(土)10時から年・総会、14日(日)9時から見学会(後楽園、野崎家塩業歴史館、倉紡記念館、倉敷民芸館)という提案を了承した。
2. 2016年度年会の開催地について
3. 投稿規定の運用について
 田中編集委員長より資料に基づいて、規定頁数を大きく超過する投稿が会誌製作コストの上昇を招いている現状に鑑みて、 投稿規定に基づいて超過分の費用負担を投稿者に求めたいとの提案があった。審議の上、論文では刷り上がりで14頁、 研究ノートでは同じく10頁を規定頁数として、それを上回るものについては1頁あたり5,000円を投稿者に請求することとし、 このことを『さんぱく』に掲載することとした。
4. 会誌刊行の新体制について
 前号の『さんぱく』に掲載された「会誌刊行のありかたについて」において、経費節減のため 冊子体の『技術と文明』の刊行を年1回とするとともにオープンアクセス方式のWEBジャーナルを刊行することを提案し、 パブリックコメントを求めたが、特に意見はなかったので、了承されたと判断し、新方式の枠組みならびにWEBジャーナルに関する基本方針の検討を進めた。
なお、出された意見は、議事録外付録として文末に付する。
5. 会の運営・活動に関する提言
 石村理事より、会員確保のため、各都道府県の工業技術センター、研究所、試験場の研究員に対して、本学会をPRし、 会誌のバックナンバーを持参して、入会ならびに論文投稿を促したいとの提案があった。

〔議事録外付録--WEBジャーナルの開設について〕
1) オープンアクセスとすることに、特段の異論はなかった。
2) WEBジャーナルに係る見通し: WEBジャーナルへの投稿は期待できないのではないかという懸念が示されたが、それに対しオープンアクセスゆえに増えると予測する見方が複数示された。
3) 投稿:会員限定とすることに、特段の異論はなかった。 4) 『技術と文明』の位置付け:前回の議論では論文誌と位置付けていたが、論文を冊子体ではなく、WEBジャーナルに投稿したい会員もいると考えられる。(公開性とターンラウンドの短さ)
5) 『技術と文明』における展望論文等:扱いについての意見交換は持ち越しに終わった。
6) 編集委員会:現在の編集委員会とは別個に委員会を設けるべきとの意見が多かった。
7) 刊行形態:巻数のみ年ごとの区分を設け、査読が通った順にアップし投稿から掲載までの日数ををできるだけ短くする。なお、クレジットとして、年ごとの通し番号・現行受理日・掲載日をヘッダーに入れる。という提案があった。特段の異論はなかったが、継続して検討。
8) 内容:報文の種類・性格として、例えばResearch Paper、 Discussion Paperが考えられ、前者は研究ノート的なもの、後者は講演要旨を加筆・修正したものも含む、という趣旨説明があったが、踏み込んだ議論がなされないままに終わった。
9) 掲載の査読:全て査読付きとすることに、特段の異論はなかった。なお、ターゲットにすべき若手研究者は英文を含む査読付き論文を投稿したいと考えているとの見方が示された。また、掲載された論文は研究業績として使えるか、微妙であるとの見方が示された。
10) 審査基準:冊子に掲載する論文の審査基準よりも甘くしてはどうかという意見が出された。
11) WEBジャーナルでの著作権問題:WEB上での発表は著作権の処理がなされたものに限る、また、WEB上で他人の著作物を引用しようとすると著作権者の許諾が得られないので研究発表の内容が制約されるという制限要因が働くという懸念が出された。それに対し、著作権問題については冊子体であっても基本的には同様のことではあるが、web搭載となると読者対象が不特定多数となるため、さらなる慎重な対応が迫られよう。その分、引用のにおのずと制限が働くであろうが、それは織り込み済みとして進めねばならない、という見解が出された。この件については、継続して検討することとした。
12) その他:(現行の『技術と文明』についても含めて) 理事が率先して投稿すべきではないか、会誌のフォーマットを完全版下にすると規定頁数に合わせやすく、投稿しやすいとの意見があった。

第4回
2014年12月7日(土) 14:00 ~ 17:00
場 所:新大阪丸ビル本館会議室510B
出席者:堀尾尚志、天野雅敏、石村眞一、後藤邦夫、田中一郎、高松亨、廣田義人、麓和善
委任状:種田明、鈴木淳、藤原惠洋、三宅宏司、山田大隆

報告事項
1.2015年度学会賞審査について  高松理事より、特別賞に1件の推薦があり、予備審査を始めているとの報告があった。
2. 財務ならびに会費納入の状況について
 廣田理事から、資料に基づいて、財務状況について、収入、支出とも昨年とほぼ同様であるとの報告があった。同じく、2014年度会費の納入状況について報告があった。
3. 会員入退会の状況について  堀尾会長より、2014年度の入退会、除籍の状況について報告があった。
4. 会誌編集の状況及び発行予定について
 田中理事から、19巻2号が発刊され、発送済みであること、現在、査読中の論文が2編、修正中の論文が1編あるとの報告があった。なお、19巻2号から規定枚数を超過した投稿には5000円/頁の費用負担をお願いしているとの補足があった。
5. その他
 堀尾会長から以下の報告があった。レンタルサーバーの変更、ヤマト運輸メール便の廃止今後の対応を調査していること、また、2016年度年総会開催を大阪市立大学・田口会員から了承があった旨。

審議事項
1. 2015年度年会(第31回)の日程及び関連事項
 開催校の天野理事から、資料に基づいて、年総会のプログラムおよび見学会について説明があり、了承した。資料代1000円を徴収すること、講演申込件数と学会賞授与の有無によってプログラムを最終的に調整すること、講演件数が少ない場合は発表20分+質疑応答10分とし、 申込件数に応じ開会時間を繰り下げることが申し合わせた。なお、今後の状況によるプログラムの調整は堀尾理事に一任することとした。
2. WEBジャーナル刊行に向けての意見交換
 堀尾理事から、パブリックコメントは寄せられていないことの報告があった。
 後藤理事から、資料に基づいて、WEBジャーナルの概要について提案があり、それをめぐって意見交換をした。
  ・ WEBジャーナルは急速に広がっており、権威も評価も高まりつつある。
  ・ WEB上での発表により、意見交換は活発になる。
  ・ 一方で、見る目は厳しくなっており、盗用の可能性も高まる。
  ・ 2015年度中に試行版を出し、2016年4月から正式に始めたい。
  ・ WEBジャーナルへの投稿は会員だけの権利で無料とする。
  ・ 誰でも読めるオープンジャーナルとする。
  ・ 当初は、論文は掲載しないということだった。
  ・ 冊子に掲載するか、WEBで発表するかは、投稿者の判断に任せる。
  ・ 冊子とWEBで掲載基準を同じにするのか。
  ・ WEBジャーナルは定期刊行するのか。
  ・ 掲載可となり次第、逐次、掲載するので、早く発表したい、あるいは幅広い読者を期待する投稿者に向いている。
  ・ 直近号を除く既刊の『技術と文明』をWEB上に載せるのも可能。
  ・ 冊子も完全版下原稿にしたら、安くなるはず。
  ・ テンプレートにするなら、現在の脚注方式を末尾注方式に、参考文献の表示はハーバード方式にする必要がある。
  ・ いつから冊子での刊行を年1回とするのか。
  ・ 当初のWEB化の目的は経費削減なので、WEBジャーナル発行と共に、冊子は年1回刊行とすべきである。
 以上の意見交換の後、WEBジャーナル刊行を総会で提案し、了承を得てから、準備委員会を立ち上げて、細部を煮詰めることを確認した。


2013年度
第1回
日 時:2013年6月14日(金) 17:00~18:40
場 所:新大阪丸ビル 本館 A312号室
出席者:田中一郎、堀尾尚志、三宅宏司、高松亨、廣田義人
委任状:鈴木淳、松田寛
審議事項
1. 2012年度事業報告(案)ならびに決算報告(案)
  堀尾理事より、資料に基づいて、2012年度事業報告案ならびに決算報告案について説明があり、了承した。
  繰越金の食い潰しが進んでいる状況を確認した。
2. 2013年度事業計画(案)ならびに予算(案)
  堀尾理事より、資料に基づいて、2013年度事業計画案ならびに予算案について説明があり、了承した。
  本年度は会員名簿の発行、役員選挙を実施することを確認した。財務状況改善のため、引き続き会費の
  納入を督促することと新入会員を勧誘することを申し合わせた。
3. 学会賞規定の改定について(継続審議案)
  堀尾理事から、資料に基づいて、前回の理事会で提案された候補業績および候補者の要件改定について
  説明があった。基本的に会員に対して学会賞、奨励賞、資料特別賞、非会員には特別賞を授与するという
  方向性をもって検討することを確認した。高松理事が他学会の規定も参考にして原案を作成し、持ち回りで
  検討し、第28回学会賞の選考から適用する。なお、学会賞の位置付けを大きく変えることになるため、
  改定が学会賞および学会の盛り上げにつながるよう慎重に検討し、会長が『さんぱく』で十分に説明すべき
  との意見があった。
4. 編集委員長の交代ならびに交代に伴う規定改定について
  後藤邦夫編集委員長からの申し出により、編集委員長を田中一郎会長に交代する。後藤編集委員長が欠席のため、
  明日、持ち回りにて決定する。編集委員長の交代により投稿規定(原稿の送り先)を改定する。
5. 2014年度(第30回)年・総会の開催について
  来年度年総会は青山学院女子短期大学で開催することを確認した。開催日程については別途調整する。
報告その他
1. 第26回学会賞選考結果について
  堀尾学会賞選考委員長から、選考結果について、報告があった。
2. 学会運営のその他状況について
  堀尾理事から、資料に基づいて、会費納入、退会・除籍・入会の状況について、報告があった。
  廣田理事より2012年度までの会費完納者および5年以上の滞納者について補足説明があった。
  通信経費削減のため、e-メールアカウントの登録を引き続き『さんぱく』で呼び掛け、総会でも依頼する。
3. 電子ジャーナル移行に関する検討について
  経費節減のため、会誌の電子ジャーナル化について、次回の理事会で検討することとした。

第2回
日 時:2013年11月10日(日) 14:00~16:00
場 所:新大阪丸ビル 本館 A314号室
出席者:田中一郎、後藤邦夫、高松亨、廣田義人、堀尾尚志、三宅宏司
委任状:山田大隆、松田寛
審議事項
1. 2014年度年会(第30回)の日程及び関連事項
  堀尾理事より、資料に基づいて、来年度年会開催校の八耳俊文氏、関東地区理事の橋本、鈴木両氏との打ち合わせ
  結果について報告があった。
  会期は第1候補の6月21-22日と決定した。八耳氏の了解後、学会ホームページで公示することとした。
2. 第16期役員選挙について
  高松理事より、資料に基づいて、第16期役員選挙の告示内容について説明があった。
  選挙人は「2012年度までの会費を納入した者」とすることを申し合わせた。
3. 2014年度学会賞募集の公告
  高松理事から、資料に基づいて、第27回学会賞の推薦に関する告示内容について説明があった。
  推薦手続きについて「推薦書および候補業績一部を簡易書留により送る」とした。また、送付先を「〒535-8585 大阪
  市旭区大宮5丁目16番1号 大阪工業大学知的財産学部廣田研究室内 日本産業技術史学会事務局気付 日本産
  業技術史学会賞選考委員会」とした。
  なお、審査を委嘱する関連学会は申し合わせによる順序に従い、日本科学史学会と社会経済史学会とすることを確認
  した。
4. 学会賞規定の改定について(継続審議案)
  高松理事から、資料に基づいて、前理事会の申し合わせによる学会賞規定改定案が示された。欠席した理事にも回
  覧して確定することとした。
報告その他
1. 学会運営のその他状況について
  廣田理事から、会費納入の状況について報告があった堀尾理事から、資料に基づいて、会員数の動向について報告
  があった。
2. 会誌の編集及び刊行予定について
  後藤理事から、18巻1号は年内、18巻2号は年度内刊行予定であるとの報告があった。
3. 電子ジャーナル移行に関する検討について
  田中会長、堀尾、後藤両理事から、思文閣出版に対して、学会の財務状況を説明した上で、電子ジャーナル化につ
  いて打診したとの報告があった。今後も継続的に検討していくことを確認した。
4. NPO産業技術資料保存調査会との共催事業について
  堀尾理事から、資料に基づいて、NPO産業技術資料保存調査会・大阪産業労働資料館共催、本学会後援で開催予
  定の「記録映像の活用について語るつどい」について報告があった。

第3回
日 時:2013年11月10日(日) 14:00~17:00
場 所:新大阪丸ビル 本館 510B号室
出席者:田中一郎、堀尾尚志、後藤邦夫、三宅宏司、高松亨、廣田義人
委任状:山田大隆、鈴木淳、中村尚志、松田寛
審議事項
1. 2014年度年会(第30回)の日程及び関連事項
  資料に基づいて、日程を確認し、了承した。本年度もシンポジウムの報告を会誌に掲載することとした。見学会ついて、
  郵政博物館、東武博物館、セイコーミュージアムが予定されているとの報告があり、了承した。期限を過ぎて申し込ま
  れた発表1件について、申し込みを受理することとした。
2. 2015年度年会(第31回) の日程及び関連事項
  岡山商科大学で開催される2015年度年会の日程について、協議の結果、第一候補を2015年6月27-28日、第二候補を
  6月20-21日として、開催校の都合を尋ねることとした。
3. 学会賞規定改定の確認及び確定について
  前回理事会で高松理事から提案された学会賞規定の改定案について、欠席理事に回覧したが、異議がなかったので確定した。
4. 理事の補欠選挙の是非について
  今回の選挙でも欠員が生じている東北および関東選挙区の理事について、次回理事会で補欠選挙を実施することを決定
  の上、総会で広報することを申し合わせた。
5. 会則の改定について
  堀尾理事から資料に基づいて、会則第7条の第2(現行「会費を2年以上納入しないとき」)について改定の提案があった。
  審議の上、第2の(2)を「会費の支払いを怠る、あるいは支払い請求に応答しない者は、これを除籍する。ただし、会費を
  支払うことにより会員資格は復活される。」と改訂することとした。
報告その他
1. 第16期役員選挙の結果について
  廣田理事より、3月31日までに68通の投票があり、森田恒之選挙管理委員長に回送した旨、報告があった。
2. 2014年度学会賞審査について
  廣田理事より、学会賞に1件の推薦があったとの報告があった。高松理事が他学会へ審査の依頼を始めることになる。
3. 財務の状況、その他学会運営の状況について
  堀尾理事から、資料に基づいて、財務状況について報告があった。廣田理事から、2013年度会費の納入状況について
  報告があった。
4. 会誌の編集及び刊行予定について
  田中編集委員長から、18巻2号が4月半ばに刊行見込みで、19巻1号については、論文2編が掲載可となり、さらに研究
  ノート1編が掲載される予定であるとの報告があった。
5. 電子ジャーナル移行に関する検討について
  廣田理事から資料に基づいて、会誌を冊子体で刊行し続けた場合の財務見通しと電子ジャーナル化した場合の経費節
  減について説明があった。電子ジャーナル化すると見栄えが悪くなる、会員数が減る可能性がある等の指摘があった。
  これに対し、そのようなディメリットを承知で電子化に移行しなければ早々に財政は破綻する、現行を続けるならば
  解散に至るという状況であるとの見解が述べられた。問題を先送りすることはできないという理解を確認し、新規会員
  の獲得、会費納入率の改善を図りながら、継続審議することとした。


2012年度
第1回
日 時:2012年6月22日(金) 17:00~19:00 場 所:博多グリーンホテル2号館
出席者:後藤邦夫、高松亨、麓和善、堀尾尚志、松田寛、三宅宏司
委任状:田中一郎、中村、廣田
年会実行委員会から石村、大石が出席
田中理事が欠席のため、会則の定めるところにより、高松副会長が議長を務めた。
審議事項
1 役員選挙の結果に基づき、理事の互選により今季会長として田中一郎が選出された。
  なお、田中理事は欠席のため、副会長の指名は後刻おこなうこととした。翌日、麓理事及び廣田理事が指名された。
2 2011年度事業報告(案)ならびに決算報告(案)について堀尾理事から説明があり、原案通り総会の審議に付すことが了承された。
3 2012年度事業計画(案)ならびに予算(案) について堀尾理事から説明があり、原案通り総会の審議に付すことが了承された。
4 「さんぱく」は、次号から電子配信とすることとし、インターネット環境にない会員については、従前通り郵送とすることとした。
5 投稿規定の改定について後藤編集委員長から説明があり、承認された。
6 2013年度(第29回)年・総会を大阪工業大学において、6月23,24日もしくは同14,15日に開催することとした。
報告その他
1 第5回学会賞選考結果について、堀尾理事から説明があった。
2 今年度会計の状況について、堀尾理事から説明があった。
3 選挙規定に関して、選挙区並びに各区定数について改正の検討を始める旨、堀尾理事から説明があった。
4 電子ジャーナル移行を検討するため、田中理事を委員長とする委員会を設置することとした。

第2回
日 時:2012年10月28日(金) 14:00~16:50
場 所:新大阪丸ビル 新館 404号室
出席者:後藤邦夫、高松亨、、廣田義人、堀尾尚志、三宅宏司
委任状:鈴木淳、中村尚史、麓和善、松田寛、山田大隆
審議事項
1 選挙規定の改正について
  堀尾理事より、選挙規定の改正について提案があり、審議の上、以下の改正案を取りまとめ、
 欠席理事の持ち回りにより意見聴取の上確定することとした。
  (被選挙人の選出)
   第7条 1 被選挙人は正会員とする。
        2 理事及び監事の立候補は、自薦もしくは正会員の他薦によるものとする。
        3 他薦にあたっては、本人の立候補の意志を確認しなければならない。
  (選挙の方法)
   第8条 1 選挙人は正会員とする。
        2 前条の規定による候補者について、各選挙区に所属する選挙人が当該選挙区の定数以内の人数の候補者名を記入し、
         投票を行い、有効投票の最多数を占めた者から順に定められた人数までを当選人とする。定数内の最下位得票者が複数
         名となった場合は、学会員として在籍期間の長い順に当選人とする。
        3 当該選挙区において定数を超えないときは、信任投票を行い、過半数の信任をもって当選人とする。なお、白票及び無
         効票の票数は母数から除するものとする。
2 第26回学会賞選考について
   堀尾理事より、学会賞の募集及び関連の日程について説明があり、審議の上、11月刊行の「さんぱく」で公告し、
  2013年2月15日を推薦締切日とすることにした。また他学会への審査依頼を早め、選考結果の通知を前倒しすることとした。
3 2013年度(第29回)年・総会の開催について
   廣田理事より、来年度年・総会を2013年6月15日(土)、16日(日)に大阪工業大学大宮キャンパス(大阪市旭区大宮)で開催する
  との説明があり、了承した。
4 その他
   特になし
報告その他
1 会費の納入状況について
   堀尾理事より、会費納入状況について報告があり、滞納期間の長い5名を名簿から削除することで合意した。
2 今年度会計の状況について
   堀尾理事より、資料に基づいて、今年度の会計状況について説明があった。
   それを受けて、以下を検討し合意した。①経費節減のため、講演要旨集を簡易印刷とし、年会参加者に当日、配布する。②事前の
   「さんぱく」に報告者と講演タイトルを掲載する。③欠席者には後日、PDFファイルにて配信する。④年・総会費は20万円に減額する。
3 会誌編集の状況について
   後藤理事より、現在、論文と研究ノートが1本ずつ投稿されている旨、報告があった。編集委員会で、査読の水準を揃えること、
  査読結果を編集委員間で共有すること、中期的な戦略を考えることとした。
4 電子ジャーナル移行に関する検討について
   会誌の電子ジャーナル化について、思文閣出版に相談することとした。継続審議とする。
5 2014年度(第30回)年・総会の開催地について
   再来年度の年・総会開催地について、大牟田での開催提案があることが報告された。次号「さんぱく」で開催地を募集することとした。
6 その他
   田中会長より、折尾駅保存運動に関して、折尾市長への要望書は不要となり、JR九州に働きかけることになったとの報告があった。
   田中会長より、入会促進の一環として、会誌『技術と文明』に入会案内と学会ホームページのURLを掲載することの提案があり、
   これを了承した。

第3回
日 時:2013年3月30日(土) 14:00~16:50
場 所:新大阪丸ビル 新館 404号室
出席者:田中一郎、後藤邦夫、高松亨、廣田義人、堀尾尚志、山田大隆
委任状:鈴木淳、三宅宏司
報告事項
1 経理の状況について
   堀尾理事より、資料にづいて、今年度の収支状況について説明があり、財務の見通しは大変厳しい旨の報告があった。
2 会費納入の状況について
   堀尾理事より、資料に基づいて、2012年度の会費納入と滞納の状況について説明があった。
3 新入会の状況について
   堀尾理事より、資料に基づいて、今年度の新入会の状況について報告があった。
   【資料の要約】11名(内ホームページから8、年会から2、その他1)。なお、昨年度は14名(ホームページから12、勧誘により2)
4 退会者及び退会処理の状況について
   堀尾理事より、資料に基づいて、今年度の退会者及び退会処理の状況について報告があった。退会の申出による退会者が7名(昨年
   度8名)、「会則」第7条2の2により退会とみなされる退会者9名(昨年度10名)。
5 2013年度年会について
   開催校の廣田理事より、現時点の一般講演申込数、プログラム案、シンポジウム案、見学会案について、資料に基づいて、説明が
   あった。シンポジウムのパネリストを追加依頼すること、見学会は枚方地区で実施することが申し合わされた。
6 会誌編集の状況について
   後藤理事より、論文4件、研究ノート1件の投稿があり、このうち研究ノートが掲載可となり、論文1件が再投稿されており、早けれ
   ば年会までに18巻1号を刊行するとの報告があった
7 その他
   山田理事より、資料に基づいて、折尾駅のその後の状況について報告があった。
審議事項
1 日本産業技術史学会賞規定の見直しについて
   堀尾理事より、資料に基づき、推薦者による候補業績の提供(審査終了後、返却)と候補業績および候補者の要件について提案が
   あった。前者については合意が成立したが、後者については保留とし、次回の理事会で再協議することとした。
2 会誌編集委員の追加について
   後藤編集委員長から田中理事に編集委員への就任要請があり、了承された。
協議事項
1 経理の状況について
   堀尾理事より、資料にづいて、今年度の収支状況について説明があり、財務の見通しは大変厳しい旨の報告があった。
2 会誌投稿規定の見直し
   堀尾理事から、年会での発表を投稿の要件とすることについて提案があったが、これについては見送る。ただし、投稿者の会費納入
   状況を確認することとした。
3 退会処理について
   会費未納の会員4名を会則第7条2(2)により、退会したものとみなすこととした。入会者、物故者の氏名を会報に掲載してほ
   しいとの要望があり、担当理事は了承した。
4 その他
   本学会九州産業技術史研究会の発足について、同研究会の準備会に出席した山田理事が同研究会代表に代わり資料に基づいて説
   明があった。理事会はこれを了承した。本学会HPに同研究会のコーナーを設ける(ホームページ掲載原稿の原案を同研究会に
   作成を指示)。

2011年度
第1回
日 時:2011年6月17日(金)17時30分~19時30分
場 所:新大阪丸ビル 本館 312号室
出席者:田中一郎、石田文彦、後藤邦夫、高松亨、橋本毅彦、廣田義人、堀尾尚志、三宅宏司、山田大隆
委任状:麓和善、松田寛
審議事項
1 第27回年総会の運営について
  6月18日(土)開催の年総会の運営について確認した。
2 第27回総会提出議題について
  (1)2010年度事業報告案、(2)2010年度会計報告案、(3)2011年度事業計画案、(4)2011年度会計計画案、
  (5)特別会計・特別基金(1)及び(2)の統合について、(6)直方駅舎保存への要望について、
  いずれも原案通り、総会に提案することが了承された。 3 次期役員選挙について
  本年度中に次期役員選挙を実施することが確認された。
4 名簿印刷について
  本年10月を目途として会員名簿を刊行することとした。
5 学会賞選考の「さんぱく」における報告の仕方について
  学会賞の講評において、選外となった作品をこれまで通り取り上げるべきか、審議した結果、審査委員に
  任せることとした。
6 第28回年総会の開催について
  九州大学芸術工学府(大橋キャンパス、福岡市南区)で開催することが了承された。
報 告
1 学会賞選考について
  会長より、清川雪彦『近代製糸技術とアジア』に学会賞を授与することとなった、ただし選考が難航したため、
  授賞式および講演は来年度の総会で実施するとの報告があった。
2 会員の動向についての意見交換
  会員から寄せられた学会の方向性に関する意見について意見交換した。
3 関連学会との連携について
  関連する学会と相互リンクを張るなどHPを通じて他学会との連携を深めていることが報告された。

第2回
日 時:2011年10月27日(金)15時00分~17時00分
場 所:新大阪丸ビル 新館 807号室
出席者:田中一郎、石田文彦、後藤邦夫、高松亨、廣田義人、堀尾尚志、松田寛、三宅宏司、山田大隆
委任状:鈴木淳、橋本毅彦、麓和善
審議事項
1 2012年度(第28回)年・総会の開催について
 1)松田理事より資料3-1に基づいて実施案の説明があり、審議の上、下記のとおり合意した。
   研究発表を2室に分けているが参加者全員が一同に会する1室でこなす方が望ましい。
   年会参加費(講演集代含む-削除)を1,000円とし、概要集は従来どおり全会員に郵送する。
   従前通り発表応募締め切りは3月末、概要集原稿締め切りを4月末とする。
   概要集の原稿フォーマットを事務局で作成しHPに掲載する。
   講師には謝礼ではなく交通費(お車代)10,000円を支払う。
   ポスター代が過大なので学生のデザイン、学内のプリンターを用いてコストダウンする。
   地元新聞を用いて広報に努めていただく。
 2)松田理事より資料3-2に基づいてシンポジウム企画案の説明があり、審議の上、下記のとおり合意した。
   原案では遠方より3名のパネラーを招くことにしていたが予算の制約があるため、
   吉岡斉九州大学副学長に1時間の講演をしていただき、
   それに対して藤本登長崎大学准教授、後藤理事から各30分のコメントの後、フロアからの意見を求める。
   産業技術そのものに議論を向け脱原発に傾斜しすぎないように配慮する。
   テーマおよび趣旨を歴史的、マクロ的な方向で再検討する。
    以上の方向で細部は実行委員会にゆだねる。
2 次期役員選挙について
  審議を経て、下記の日程・人選で合意した。
  自薦・他薦締め切り 1月末
  投票用紙発送    2月中旬
  投票締め切り    3月末
  選挙管理委員:内田俊秀、種田明、塚原東吾各会員
   なお、堀尾理事から資料4に基づき、各地区の会員数と定数配分について説明があった。
   次期選挙については従来通りの定数で実施することを確認した。
3 2012年度学会賞の推薦受付と選考委員について
  外部選考委員を日本科学史学会、経営史学会に委嘱することを確認し、下記の日程で実施することで合意した。
  『さんぱく』での公告 12月
  自薦・他薦締め切り   2月中旬
  選考結果の通知     4月末
その他
1 直方駅舎保存運動について
  松田理事より資料に基づいて、年・総会以後の経過と現状について報告があった。
報 告
1 会員の動向について
  堀尾理事より資料1に基づき、新入会員の増加について報告があった。
2 収入・支出の状況について
  堀尾理事より資料2に基づいて現状報告があった。
3 会費納入の状況について
  廣田理事から10月26日現在、会員数185名中、80名から会費が納入されている(納入率43%)との報告があった。
4 会誌編集委員会から
  後藤編集委員長より、再投稿1本、新規投稿1本があり、あと少なくとも2本を加えて、年度内に『技術と文明』を刊
  行したいとの報告があった。
5 会報発行について
  高松理事から、『さんぱく』63号を発送したとの報告があった。
6 名簿印刷について
  堀尾理事より12月に名簿を発行する準備が整っているとの報告があった。

第3回
日 時:2012年3月24日(土)13時00分~16時30分
場 所:新大阪丸ビル 本館412号室
出席者:田中一郎、石田文彦、後藤邦夫、高松亨、廣田義人、堀尾尚志、松田寛、石村眞一
    石村眞一会員は、2012年度年会実行委員長として、出席。
委任状:鈴木淳、麓和善、三宅宏司、山田大隆
議 事
1 2012年度(第28回)年・総会について
  松田理事より実施要項に基づいて、大会のプログラムおよび見学会のスケジュールについて説明があり、
  審議の上、講演申込みの締切を待って4月20日までにプログラムを最終決定し、選挙結果とともに『さんぱく』に掲載することとした。 2 会費未納者の取り扱いについて
  廣田理事から資料に基づき、未納者の現状と会則第7条第2項(2)の規定について説明があった。
  一定年数以上連続して未納の会員に対し同条同項を適用することを確認した。
3 2013年度年会・総会について
  廣田理事より2013度年会・総会を大阪工業大学で引き受けるとの申し出があり、これを了承した。
討議事項
1 会則第7条の運用方針または現実を踏まえた改定について
  現行会則では、会員が会費を2年以上納入しないときは、退会したもとのみなすとなっている。
  従前よりこれを弾力的に運用してきたが、今後ともこれを改定せず運用するとのことで合意した。
2 役員選挙規定の改定に付いて
  堀尾理事より、資料に基づいて、役員選挙規定に関する問題提起があり、討議した。
  ①選挙区制を廃止するが地域間のバランスを考慮して理事会推薦理事の枠を設ける、
  ②定数は減らさない、という方針でおおむね合意が形成されたが、次回以降の理事会でも継続して検討することとした。
  また、任期を2年から3年に延長する提案についても継続して検討することとした。
3 学会の英文表記
  堀尾理事より、本学会の英文名The Japan Society for the History of Industrial Technologyのように
  学会名にtheがふたつ入っているのは例外的であるとの指摘があり、継続的に検討することとした。
4 会誌について
  石村会員より会誌『技術と文明』の投稿規定があいまいなので、
  たとえば、テンプレートを学会ホームページからダウンロードできるようにしてほしいとの要望があり、了承した。
  また、田中会長から非会員に査読なしで投稿してもらう、特集号を発行する、電子ジャーナル化することについても提案があった。
報 告
1 堀尾理事より資料に基づき、2011年度の事業について報告があった。
  学会HPにある「会員の本」「技術史のすすめ」をさらに充実したいとのことであった。
  高松理事から『さんぱく』の発行が順調であるとの補足があった。
2 入退会の状況について
  堀尾理事より資料に基づいて、HP開設以降、入会が増えているとの報告があった。
3 収入・支出の状況について
  堀尾理事より資料に基づいて現状報告があった。
4 会費納入の状況について
  廣田理事から資料に基づいて、会費納入と滞納者の状況について報告があった。
5 会誌の編集の状況及び発行の見通しについて
  後藤編集委員長より、投稿が少なく、改稿があったため、刊行が遅れていた『技術と文明』17巻1号を4月初めに刊行予定であること、
  さらに17巻2号の刊行が6月までに見込まれるとの報告があった。
6 2012年度学会賞の選考について(経過報告)
  堀尾理事から、学会賞4点、奨励賞1点の推薦があり、日本科学史学会、経営史学会に審査委員を委嘱したとの報告があった。

2010年度
第1回
日 時:2010年6月25日(金)17時00 分~ 18時30 分
場 所:東京大学駒場キャンパス
出席者:田中一郎、石田文彦、後藤邦夫、橋本毅彦、日野永一、廣田義人、堀尾尚志、三宅宏司
委任状:鈴木 淳、高松亨、麓 和善、山口昌伴
議 事
1 第26 回年・総会運営について
  6月26日(土)開催の年総会の運営方法について確認した。
2 役員選挙結果にもとづく役員交替
  役員候補者全員が信任されたとの報告の後、次期会長として田中を総会に提案することにした。
  また、田中より次期副会長候補を高松亨、橋本としたいとの提案があり了承された。
  なお、事務局の新体制として総括担当を堀尾、会報担当を高松、会費担当を廣田とすることが了承された。
3 第26 回総会提出議題について
  (1)平成21 年度事業報告案、(2)平成21年度会計報告案、(3)平成22年度事業計画案、
  (4)平成22 年度会計計画案のいずれについても、一部修正の上原案通り総会に提案することが了承された。
  (5)会則等の改正については、原案通り総会に提案することが了承された。
4 第27 回年・総会開催地(候補)について
  大阪経済大学を候補地とし、開催日については6月末の土曜日を中心に調整することが了承された。
5 その他
  今年度の理事会出席旅費については半額を補助(千円未満切り捨て)することを承認した。
  ただし、年総会開催時における理事会への出席旅費については除くこととした。
6 報告
  三宅より学会賞選考結果について、今年度は見送ることとし、今年度候補については引き続いて次年度の候補と
  するとの報告があった。


第2回
日時:2010年10月17日(日)14:00~16:00
場所:新大阪丸ビル 本館 510B号室
出席者:田中一郎、石田文彦、高松亨、廣田義人、堀尾尚志、三宅宏司
委任状:後藤邦夫、鈴木淳、橋本毅彦、松田寛、山田大隆
報 告
1 財務の状況及び会費納入の状況
  堀尾理事から資料に基づいて財務状況について、廣田理事から会費納入状況について報告があった。
2 会員登録カードの回収状況
  堀尾理事から会員登録カードの回収状況について報告があった。
3 編集委員会からの伝言
  編集委員会から次号『技術と文明』の投稿・査読状況について報告があった。
4 その他
議 題
1 2011年度年会について
  開催日は6月11日または18日を候補とし、開催校である大阪経済大学の行事および関連学会の日程を斟酌して決
  定することとした。
  前日に理事会、翌日に見学会を実施する。
2 学会賞賞金並びに「学会特別基金」について
  堀尾理事から特別基金の残高について説明があり、
  賞金金額を学会賞10万円、奨励賞5万円、資料特別賞5万円に変更することが提案され、了承された。
  特別基金(1)(2)の統合について、基金の成り立ちを調べて、次回に再検討する。
3 ホームページの開設について
  堀尾理事から学会ホームページ開設の基本方針について説明があり、了承した。
  コンテンツは会則、会長挨拶、さんぱく掲載記事、入会案内、理事氏名、事務局連絡先、総会・イベント、
  『技術と文明』目次・邦文アブストラクト、投稿案内・規程などとする。
4 編集委員の追加について
  編集委員に堀尾理事を追加することを了承した。
5 その他
  次回理事会は12月ないし1月に開催する。

 
第3回
日時:2011年3月30日(日)14:00~17:00
場所:新大阪丸ビル 本館 312号室
出席者:田中一郎、後藤邦夫、高松亨、廣田義人、堀尾尚志、松田寛、三宅宏司、山田大隆
委任状:石田文彦、鈴木淳、橋本毅彦、麓和善
報 告
1 財務の状況及び会費納入の状況
  資料に基づいて堀尾理事から財務状況について、廣田理事から会費納入状況について報告があった。
  次回の会誌が発刊された時点で会費滞納者に督促することとした。
2 会員登録カードの回収状況
  堀尾理事から、会員登録カードの回収状況について報告があった。回収は56名。
3 ホームページの開設について
  堀尾理事から資料1に基づいてホームページの開設について報告があった。
4 その他
  後藤理事から会誌の投稿状況について報告があった(再投稿要請2件)。
議 題
1 2011年度年会について
  東日本で大震災があったが6月18日に予定通り開催することを確認した。
  次号「さんぱく」で報告者を募集する。
  シンポジウムは第一候補として実験器具、laboratory studyを取り上げる。まず山田理事から永平幸雄氏に打診。
  第二候補は工作機械についてとする。田中会長、廣田理事が報告。他学会からも報告者を招く。
  前日17日17:00-18:30に新大阪丸ビル本館312号室にて理事会を開催する。
  19日に見学会を実施する。三木市立金物資料館、小野市伝統産業会館、西脇市立郷土資料館を予定。
2 被災地会員の2011年度会費免除について
  被災地会員の自己申告により2011年度会費を免除することとし、次号「さんぱく」に掲載する。
3 「日本産業技術史学会賞規定」の改正について
  前回理事会での学会賞の賞金額変更に関する合意に基づき、日本産業技術史学会賞規定を改正することとした。
4 2011年度学会賞の選考について
  昨年度からの持ち越し分2件以外に新たな推薦がなかった。
  理事推薦候補作品があればこれを追加することとした。
5 特別基金(1)(2)の統合について
  特別基金(1)表彰事業費と同(2)事典出版事業費を統合して表彰事業費等に充当する。
  年総会にて承認を得る。
6 ホームページの開設に伴い議論すべきこと
  HPに非会員向け会長挨拶(入会の勧め)、会員向け投稿の勧めを掲載する。
7 新人の入会・獲得について
  技術史に関心を持ってもらうためHPに「技術史のすすめ」というページを設け、
  会員からのメッセージを掲載し、Q&Aコーナーを設けることとした。
8 「さんぱく」の配布方法の変更について
  堀尾理事からメール配信が提案されたが、当面は従来通り郵送することとする。
9 直方駅舎保存について
  松田理事から資料に基づいて直方駅舎保存について説明があった。
  年総会で駅舎保存について報告し、決議案を提出することとした。
10 2012年度年会について
  三宅理事、松田理事から九州での開催を石村真一会員に打診することとした。
11 その他
  三宅理事保管の会誌・会報揃い分は高松理事に移管することとした。

                               
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