2015年度 理事会報告

                               2014年度以前の理事会議事録については、こちら
第1回
  日 時:2015年6月12日(金) 17:00~19:00
  場 所:岡山商科大学本館小会議室
  出席者:堀尾尚志、天野雅敏、田中一郎、藤原惠洋、廣田義人、麓 和善、三宅宏司、大石道義
  委任状:後藤邦夫、種田明、高松亨、鈴木淳、橋本毅彦、山田大隆、中村尚史
審議事項
1. 2014年度事業報告(案)ならびに決算報告(案)
 廣田理事より、資料に基づいて、2014年度事業報告案ならびに決算報告案について説明があり、了承した。
2. 2015年度事業計画(案)ならびに予算(案)
 廣田理事より、資料に基づいて、2015年度事業計画案ならびに予算案について説明があり、了承した。事業計画に関して、 関東地区または九州地区でのシンポジウム開催ないし九州産業技術史学会の活動支援について提案があり、 経費は予備費から支出することとした。廣田理事から賛助会員である竹中大工道具館から退会の申し出があったとの報告があり、 麓理事から翻意を求めてもらうこととした(註: 後日、麓理事が連絡を取り退会は取り消された)。 また、藤原理事から九州地区で賛助会員を募集するとの表明があった。
3. 総会次第について
 堀尾会長から総会資料の配布があり、確認した。
4. Webジャーナルの開設について
 堀尾会長から、資料に基づいてこれまでの経緯とWebジャーナルの概要について説明があった。 廣田理事から会誌をこれまで通り年2回刊行し続ける場合、10年で繰越金を使い果たすか、もしくは50名の会員純増が必要であるとの説明があった。
 意見交換で次のような意見が出た。
・2016年度までは2冊刊行できるのではないか。
・1冊をWebジャーナルとしても、年2回会誌刊行の約束は果たしたことになるのではないか。
・Webジャーナル化は既定方針である。
・投稿者の業績になるよう、フルペーパーではなくとも、ショートペーパー並みの体裁が必要で、○○論文とするなど配慮する。
・Webジャーナルと財政危機は別の次元のことであって、同列に扱うべきでない。
・査読が厳しすぎるとの意見を持つ投稿者はWebジャーナルに投稿してもらう。
・これまで投稿者に定期刊行されないことを危惧する向きがあった。
・Webジャーナルではカラーを使えるので投稿したい。
・古い会誌はPDFでホームページに掲載してはどうかと思うが、思文閣との相談が必要。
・院生を指導している会員に投稿を促してもらうべきである。
・産業技術史を研究テーマとする院生は常にいるわけではない。
報告その他
1. 2015年度年の開催について
 天野理事から年会の次第について説明があった。
2. 第28回学会賞選考結果について
 高松学会賞選考委員長が病気欠席のため、代わりに堀尾会長から、審議未了とし、推薦者には委員長から説明するとの報告があった。
3. 本会運営の状況(財務、会員の動向等)について
 廣田理事から、資料に基づいて、会費納入の状況、会員数の動向について、報告があった。
4. 2016年度(第32回)年・総会の開催について
 堀尾会長から、大阪市立大学の田口直樹会員が開催を承諾済みとの報告があった。
5. 会誌編集の状況及び今後の刊行について
 田中編集委員長より、20巻1号の原稿は掲載可1件、修正中1件、再投稿1件となっており、再投稿分の掲載は無理かと思われるが、 書評の執筆をお願いするので、それを含めて刊行したいとの報告があった。

第2回
  日 時:2015年9月26日(土) 14:00~17:00
  場 所:新大阪丸ビル本館会議室512
  出席者:天野雅敏、石村眞一、後藤邦夫、田中一郎、廣田義人、堀尾尚志
  委任状:鈴木淳、種田明、藤原惠洋、麓和善、三宅宏司、山田大隆
審議事項
1. 第28回学会賞選考委員長の代行について
 堀尾会長より、審議未了となった第28回学会賞の継続審査について、病気療養中の高松委員長の代行を立てることが提案され、審議の上、後藤理事に委嘱することとした。
2. 次期役員選挙について
 廣田理事より資料に基づいて、選挙日程について提案があり、了承した。欠席理事が多い状況に鑑みて、選挙制度改革が必要ではないかとの提案があり、 次回総会において報告できるよう検討することを申し合わせた
3. 第29回学会賞の募集について
 堀尾理事から資料に基づいて学会賞の募集日程について提案があり、了承した。委員長候補として鈴木理事に打診することとした。
4. 2016年度(第32回)年総会の開催について
 堀尾理事から、大阪市立大学において開催、同大学・田口会員との事前協議に基づく日程が提案され、6月25日(土)年総会、26日(日)見学会とした。シンポジウム、 特別講演については田口会員の意見聴取の上、提案がなければ、公募することとした
5. Webジャーナルの開設準備について
 石村理事から事前に提示された投稿規定案の説明があり、それに対して以下のような意見があり、それを踏まえ石村理事において調整することとした
・審査については投稿規定に記載する。論文、研究ノートは従来通り、複数名により査読する。それ以外はスクリーニングとし、掲載可の幅を広くする。
・審査料は徴収しない。
・投稿票は従来の『技術と文明』に準じる。
・英文の投稿規定も作成する。
・投稿原稿は逐次査読、逐次刊行し、それぞれに巻(号なし)/種別/コードを付す。コードごとに、もしくは巻ごとに通しで、ページ番号を振る。
・「その他」の区分としては、投稿論文に対するコメントとリプライが考えられる。
・原稿はA4サイズ、14頁を限度とし、10ポイント、44字×44行、1段組みとする。頁数超過の有料規定は削除。
・英文abstractは200 word以内。
・投稿規定に表の見本を示す。
・年号表記は従来の『技術と文明』に準じる。
・ワードのテンプレートを用意する。
・注の数字は従来の『技術と文明』に準じ両括弧とする。
報告その他
1. 財務・会費納入の状況について
 廣田理事から資料に基づき、2015年度の現在までの支出状況について、年総会関連支出が天野理事の尽力で例年より少なかったとの説明があった。 2015年度の会費納入状況については、ほぼ半数が完納しており、本年分を含めて1年未納者が45名との説明があった。
 堀尾会長より6年以上の滞納者4名を除籍したいとの提案があり了承した。
2. 会員の動向について
 堀尾理事より資料に基づいて、会員数は前回名簿発行の2013年11月以降、15名増、34名減(内退会21、死去1、除籍12)で、現在139名との説明があった。
3. 会誌編集の状況及び発行予定について
 田中編集委員長より、論文2本は掲載可となっており、書評、研究ノート等を加えて、年内に20巻1号を発行したいとの説明があり、原稿執筆の協力要請があった。 田中理事より5年以上前の会誌掲載論文を学会HPで公開することについて思文閣と相談したいとの提案があり了承した。